商業登記とは法人の設立・移転・株式分割・増資などの登記業務をおこなうものです。
人間が生まれたら戸籍謄本に出生日や出生地や氏名を届け出るのと同じように法人も設立する際には本店地・会社名・株主・代表者氏名などの設立登記を行います。その後も本店が移転したり、株主が変わったり、代表者がかわったりする度にこの手続きを行います。
これは法人登記を公に公開することで会社同士が取引する際に「この会社は資本金がいくらで、いつ設立されて、今の代表者は何代目なのか」などが一目でわかるための取引の安全をはかるための制度です。
この設立登記を本人に代わって代行するのが司法書士です。この商業登記の面白みは司法書士の気持ち一つで大きく変わります。
たしかに、商業登記をただの設立業務だと考えると、慣れれば誰でも出来るような書類業務に思えてくることもあります。しかし、視点をかえれば、誰かが今から始めようとする事業の最初の部分に立会い、その後の成長を一緒に見ていけるという面白みのある仕事です。
実際に、目的をどこまで記載するか、役員は何年ごとに交代さすか、資本金はいくらにするのか、などこれから成長させていく会社を一緒に相談しながら作り上げていくことが出来る業務です。
例えば、たった一人で資本金も少額で立ち上げた会社が何年かごとに大きくなって増資をする手続きや支店登記をまた依頼されて・・というケースに出会える可能性は多々あります。
設立業務だけをするのではなく色々な経営者と触れ合える機会に恵まれているため、このノウハウを活かせば設立業務のみに収まらずコンサルティングのような面でも色々な企業の役に立てるようになってきます。
沢山の経営者と触れ合える商業登記の仕事は、司法書士としてだけではなく一人の人間として成長できる機会が与えられる仕事だといえます。
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