司法書士

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抵当権(ていとうけん)

抵当権とは、債務者又は第三者が占有を移転しないで債務の担保に供した不動産について他の債権者に先立って自己の債権の弁済を受ける権利を指します。

すなわち債務者又は第三者(物上保証人)から提供されたものを提供者に使用収益させたままで担保にとり債務者が債務を弁済しないときにそのものを競売するなどして優先的に弁済を受ける担保物権のことで、地上権や永小作権も抵当権の目的とすることができます。

物権の設定及び移転は当事者の意思表示のみによってその効力を生ずる(民法第176条)とされていますが、不動産に関する物権の得喪及び変更は不動産登記法その他の登記に関する法律の規定に従ってその登記を行わなければ第三者に対抗することはできません(民法第177条)。

また同一の不動産について数個の抵当権が設定されたときは、その抵当権の順位は登記の前後による(民法第373条)とされ、抵当権設定登記を行った順に第1位、第2位となります。

但し、各抵当権者の合意によってその順位を変更することはできますが、利害関係を有する者があるときはその承諾を得る必要があり、順位の変更についても登記をしなければその効力は生じません。

一般的な抵当権は特定の債権を担保するのと異なり、設定行為で定めるところにより一定の範囲に属する不特定の債権を極度額の限度において担保するために設定する根抵当権があります。

根抵当権の担保すべき債権の範囲は、債務者との特定の継続的取引契約によって生ずるもの、その他債務者との一定の種類の取引によって生ずるものに限定して定められます。

不動産購入のために金融機関から融資を受けて抵当権の設定をする場合などでは債権が特定されており、特定の継続的取引契約にも該当しないため根抵当権ではなく一般的な抵当権が設定されます。

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