司法書士

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筆界特定(ひつかいとくてい)

筆界特定とは、一筆の土地及びこれに隣接する他の土地について現地における位置を特定する事務を指します。 

平成17年4月6日不動産登記法の一部か改正され筆界特定制度が創設され平成18年1月20日から施行されています。

筆界は表題登記がある一筆の土地とこれに隣接する他の土地(表題登記がない土地を含む)との間において当該一筆の土地が登記された時にその境を構成するものとされた2以上の点及びこれらを結ぶ直線のことです。

すなわち、ある土地が登記された時にその土地の範囲を区画するものとして定められた線のことで、所有者同士が合意しているからといって変更できるものではありません。

土地は原則として登記簿に記載されていますが、法務局に正確な図面が存在しない場合或いは長い居住期間に隣接土地との筆界が曖昧になり所有者同士の筆界に対する認識が一致しないことがあります。

そういった場合に法務局に筆界特定の申請を行い、筆界を特定する必要があると認められれば筆界特定登記官がその申請を受理し当該筆界を特定するための業務を開始します。

筆界特定登記官は当該申請の筆界特定に必要な事実の調査を行う筆界調査委員を選任し、筆界調査委員は対象土地、関係土地、その他の土地の測量及び実地調査、申請人や関係人から筆界について知っている事実の聴取、筆界についての資料の提出を求めることなどを行います。

また、当該申請の筆界特定の過程で筆界特定登記官及び筆界調査委員が現地の測量が必要であると判断すれば、測量の技術を持つ者に実施させその結果を資料として用いますが、筆界調査委員に多く任命される土地家屋調査士自身が行うこともあります。

筆界調査委員は意見聴取や筆界特定に必要な事実の調査を終了したときは遅滞なく筆界特定登記官に意見書を提出します。

筆界特定登記官は筆界調査委員の意見書、法務局内外の資料、対象土地・関係土地の状況(地形、地目、面積)、工作物、囲障、境界標識の有無、その他総合的な見地から当該申請の筆界を特定して公告を行い、申請人・関係人に通知します。

しかし、筆界特定登記官によって特定された筆界に不服がある場合は当事者同士による境界確定訴訟に移ります。

なお、筆界特定に係る定められた額の手数料や測量が必要とされた場合の測量の費用などは申請者が負担するとされています。

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