司法書士

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委任状(いにんじょう)

委任状とは、当事者の一方が法律行為をすることを相手方に委託し相手方がこれを承諾する契約の事実を証する書面を指します。

委託する者を委任者、委託を受ける者を受任者とよびます。

特約のない委任は報酬を請求することができない(民法第648条)とされていることから委任という契約は原則として無償の契約ということができます。

委任状は委任契約すなわち委任者が一定の法律行為の代理権を受任者に与えた証拠となる文書であり、委任の内容が明確に特定されていなければなりません。

もし明確に特定しなければ受任者が委任者の意図する範囲を超えた権限をも行使する危険性がありトラブルの原因ともなりかねません。

委任状には規定された書式はありませんが、「いつ」「誰が」「どのような内容の代理権を」「どこまでの範囲で」「誰に」与えたかということを記載しなければいけません。

また明確に特定した内容が記載されても文言の最後に「以下余白」の記入や止め印がなければ委任者の知らない文言が追加され不利益を被ることもありますので必ず記入します。

また訂正を承諾する意味で押印する捨印については、どのような訂正がされても事前承諾しているとみなされますので捨印は絶対に押印せず、訂正が必要な場合は委任者が関与できる訂正印による訂正を行い、記載事項の確認ができるようにコピーをとっておく必要もあります。

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